聖書に馴染もう:聖書を読むことはほんとうに意味があるのか?

作者が本を書けば世の中は変わるかもしれません。本は良くも悪くも歴史を変えたことがありま
す。

「アンクル・トムの小屋」という本は、アメリカ合衆国で奴隷制度を廃止するきっかけとなり、 アメリカの人たちに人衆差別の悪さを示してくれました。

ドイツの「Mein Kampf」(我が闘争)と言う本はドイツが死の収容所を作り、反ユダヤ主義の考え 方をすすめるきっかけとなりました。

本は世界を変える力がありますが、聖書以上に人生、国、文化を変えるものはありません。

ほぼ2000年以上前に完成させられ、今でも数百万もの家にある聖書。ギネスによると聖書は今ま での歴史上においても、世界的なベストセラーとなっている本です。しかし、有名な世論調査員

ジョージガロップさんは気づきました。アメリカ人の多くは聖書を大事に思っているに関わらず、 聖書を読んでいないということです。

私たちはなぜ聖書を読まないのでしょう?

1,189章をかけて書かれている750,000もの言葉が一つの理由なのでしょうか?教会に行って牧師 に聖書について教えてもらう方が簡単です。それともポッドキャストを聴いたり、説教の映像を見 たり...このような天才的なブログを読むことも...(笑)

私たちの忙しい生活と、今の人生で感じるいくつかの問題を思うと私たちは思うのです。なぜ私 たちは時間をかけてこんなに長くて難しそうな昔の本を読むべきなのか、と。

たくさんのクリスチャンはこのような質問を声にすることを恐れます。しかし私たちは長い年月が 経ったあとに気付き、聖書をまだ読んでいないと思い知ったとき思わず出るため息はその本音を 物語るのです。

私たちが聖書を開けることに時間をかける前、この質問に答えるべきです。この質問をまず心の 中でしっかりさせないといけません:本当に聖書を読む事は意味あるのでしょうか?

他の物には出来ない、聖書にはできることは何でしょう。
ある人は私に言いました。神を知るには聖書を読まなくちゃいけない事はない。
これは本当ですか?可能ですか?

夜空は神の偉大さを表しますが、偉大さを表すだけです。救いの道は教えてくれません。永遠の神 との関係までの道を伝えません。

理科は自然や発見を通して神の力を表します。科学者は人を宇宙に連れていく宇宙船を作ったり、 小蝿クローンつ作ることはできますが、何もないところから何かを作り出す事はできません。

歴史上最も天才と言われてきている哲学者たちは神の知恵についてたくさんの本を書いています。 しかしそのどの一つも人間の心の深さに入ることはできず、全ての謎を解くこともできず、誰一人 の魂を救うことはできません。

たとえ誰かが癌をこの世の中から消し、タイムトラベルを発明し、税金システムを完全に解除をし ても、地球上に平和を与えることはできません。永遠に残る平和を与えるのは無理です。

命と死と救いの上の力を持つ者は一人:偉大なる主、神です。そしてそれを全て聖書に書き出して います。昔は預言者を通して話しましたが、今は神の御言葉に書いてある神の御子の言葉を通して 話します。(ヘブル1:1−2)

神の偉大さについて例え誰が語り、何が語っても、聖書のみが神の霊感によって書かれており、 聖書のみが私たちの必要全てを満たすことができます(2テモテ3;16−17)。

生まれた時から死ぬ時まで毎日神の御言葉を深く探り続けても、すべてを理解する前に時間がな くなってしまいます。しかし、神の御言葉の生きる水から出る単なる水滴だけからでも、私たち を変えてくださる力を持ちます(ローマ書11:33、ヘブル書4:12)

私が聖書に踏み出す小さな一歩であっても、神の御言葉を通して神を求める心は必ず豊富が出ま す。神を求めるものは神を見つけます。そして神の栄光により心が満たされます。神の御言葉へ最 初来た時の緊張感がなくなり、命を与える、魂の自由が与える聖書への情熱が湧きます。

しかし、それを求める者は少ないのです。

神がどの様なお方なのか、神の御言葉がどんなものなのか興味を持たない人が多いのです。神は 無罪な民を滅ぼす怒りを持つ神だと聞いている人もいれば、神は天国に座っているだけで何もし ないおじいちゃんのような存在だと思っている人もいます。

この二つの神様の極端なイメージ以外にもたくさんの神様の間違った印象がありますが、一つだ け正しい印象があります。その正しい印象を分かることができるとすればどうでしょう?神様の 本心を分かることができるのであればどうでしょうか?

どうか私たちがもっと神様のことをもっと知ることができますように!

自分達で聖書を読む上で、神は決して怒ってばかりの神でもなく、何もしない神でもないと分か ることが出来ればどうでしょう?私たちの神は恵み深く、憐れみを持つ、優しい神様だというこ とを知ることもできるのです。神を信じる人すべてを救い、天に導きたい神様だということを。

このような本があれば、読みたいのではないでしょうか?読む価値はあるのではないでしょう
か?

神様はご自分についての真理を知ってほしいのです。しかし神様はご自身を星に表したわけでも なく、自然に書いたわけでもなく、聖書にご自分について記録したのです。

この本は難しく、本当に神を知ろうという思いがない人は変えられずそのまま終わってしまいま す。しかし神を本当に求める人は、聖書のページの中から見つけることができます。キリストを通 しての救いを見つけることができます。御霊は御言葉を通して永遠の平安と喜びへと、聖書が飽き ることない人生へと導いてくださいます。

この約束を思いに留めて、最初の質問に戻りましょう。聖書を読むことは本当に意味があるので
しょうか?
はい!その栄光ある本をわたしに下さい。

ゆっくり少しずつ馴染んでいきたいのか、それともすぐに深く潜りたいのか、神様はご自分の御 言葉の生きる水へと招待しています。

1“Best-Selling Book,” Guinness World Records, accessed January 13, 2022, https:// www.guinnessworldrecords.com/world-records/best-selling-book-of-non-fiction.

2George Gallup and Jim Castelli, “Americans and the Bible,” The BAS Library, November 5, 2015, https://www.baslibrary.org/bible-review/6/3/18.

(c) Revive Our Hearts. Translated and used by permission of Revive Our Hearts.

Translated 2022, from the original blog post of Jean Wilund.

https://www.reviveourhearts.com/blog/ease-into-the-bible-is-it-really-worth-the-bother/

About the Author

Jean Wilund

Jean Wilund

Jean Wilund is passionate about leading women into a greater understanding of the Bible and a deeper relationship with God. She serves Revive Our Hearts as a member of the blog team and a moderator for the Women's Ministry Leader … read more …